免疫力・抗体に関する健康食品のNG表現

目次

健康食品の免疫力・抗体に関する商品のNG表現

健康食品の広告ルールについて確認しましょう。

⇒ 健康食品の広告ルール”46通知”

健康食品をこのように表示すると医薬品とみなされ、薬機法に抵触します。

❌効能効果

特定部位のNG例

「頭」
「目」
「鼻」
「喉」

病名や病気を治療したり予防する表現のNG例

「風邪」
「インフルエンザ」
「花粉症」
「アレルギー性鼻炎」
その他の感染症やウイルス疾患

免疫力・抗体に関する症状に影響を与えるような表現のNG例

「免疫力アップ」
「免疫力低下の抑制」
「(体の)抗酸化作用」
「抗ウイルス作用」
「抗ヒスタミン作用」
「抗炎症作用」
「抗菌作用」
「アレルギー反応を抑える」
「ヒスタミンの過剰分泌を抑える」
「くしゃみ、鼻水、鼻詰まりに」
「鼻水を止める」
「目の痒みを止める」
「目の充血を止める」
「のどのかゆみに効く」
「滋養強壮」
「疲労回復」
「病中病後の体力回復」
「虚弱体質の改善」

❌用法用量

健康食品は服用時期、服用間隔、服用量等を詳細に表示できません。

「1日2〜3回」「1回2〜3粒」
「1日2個」
「毎食後、添付のサジで2杯づつ」
「成人1日3〜6錠」
「食前、食後に1〜2個づつ」
「お休み前に1〜2粒」

❌形状

医薬品に用いられる剤型のものは医薬品と同じ印象を与えるためNGです。

  • アンプル
  • 舌下錠
  • スプレー管に充填した液体を口腔内に噴霧し、粘膜からの吸収を目的とするもの

❌医薬品であるかのように思わせる表現

「民間薬として使用されていた」
「海外では医薬品として使われている」
「昔から薬の代わりとして飲まれていた」
「漢方薬」
「薬草」
「生薬」
「特効薬」
「妙薬」
「万能薬」
「副作用がない安全な薬」
「治る」
「鎮痛」
「鎮静」
「医者いらず」

❌成分

健康食品は医薬品として使用される成分本質(原材料)は使用できません。

「無承認無許可医薬品の指導取締りについて(46通知)」内の「「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」は健康食品で使用してはいけない成分です。
必ず確認しましょう。

【参考】免疫力・抗体に関する健康食品でよく使われている適法な成分の例

以下の成分は、健康食品でよく使われている適法な成分です。

カテキン
高麗人参
甜茶
乳酸菌
ビタミン
プロポリス
ポリフェノール