女性に関する健康食品のNG表現

目次

健康食品の女性に関する商品のNG表現

健康食品の広告ルールについて確認しましょう。

⇒ 健康食品の広告ルール”46通知”

健康食品をこのように表示すると医薬品とみなされ、薬機法に抵触します。

❌効能効果

特定部位のNG例

「子宮」
「卵巣」
「女性器」
「生殖器」
「泌尿器」
「手足」
「指先」
「つま先」

病名や病気を治療したり予防する表現のNG例

「月経困難症」
「月経前症候群(PMS)」
「月経過多」
「生理痛」
「子宮内膜症」
「子宮筋腫」
「婦人病」
「不妊症」
「無月経」
「更年期障害」
「膀胱炎」
「排尿痛」
「尿道炎」
「排尿障害」
「尿失禁」
「尿もれ」
「頻尿」
「冷え性」
「めまい」

女性特有の症状に影響を与えるような表現のNG例

「生理痛がなくなる」
「整理が軽くなる」
「殺菌・抗菌作用」
「冷えを感じなくなる」
「血行が良くなる」
「血流を改善する」
「末端の血管を広げる」
「めまいが起きなくなる」
「ほてり、のぼせを鎮める」
「発汗を抑える」
「温まる」

❌用法用量

健康食品は服用時期、服用間隔、服用量等を詳細に表示できません。

「1日2〜3回」「1回2〜3粒」
「1日2個」
「毎食後、添付のサジで2杯づつ」
「成人1日3〜6錠」
「食前、食後に1〜2個づつ」
「お休み前に1〜2粒」

❌形状

医薬品に用いられる剤型のものは医薬品と同じ印象を与えるためNGです。

  • アンプル
  • 舌下錠
  • スプレー管に充填した液体を口腔内に噴霧し、粘膜からの吸収を目的とするもの

❌医薬品であるかのように思わせる表現

「民間薬として使用されていた」
「海外では医薬品として使われている」
「昔から薬の代わりとして飲まれていた」
「漢方薬」
「薬草」
「生薬」
「特効薬」
「妙薬」
「万能薬」
「副作用がない安全な薬」
「治る」
「鎮痛」
「鎮静」
「医者いらず」

❌成分

健康食品は医薬品として使用される成分本質(原材料)は使用できません。

「無承認無許可医薬品の指導取締りについて(46通知)」内の「「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」は健康食品で使用してはいけない成分です。
必ず確認しましょう。

【参考】女性に関する健康食品でよく使われている適法な成分の例

以下の成分は、健康食品でよく使われている適法な成分です。

クランベリー
黒酢
ザクロ
サフラン
生姜