最低限これは守れ!リスト

違反しない記事を書ける保証をするものではありません
薬機法と景品表示法の両方に抵触しないかを確認しましょう。

目次

美容・健康関連記事が薬機法に違反しないために

医薬部外品(薬用化粧品を含む)、一般化粧品、医療機器の記事を書くときに最低限守ること

大前提

「誇大・誇張・不当表示・医薬品と誤解される表現をしない」

その商品に対して言える効能効果を確認しましょう

❌ 該当しない効能効果を言うのはNG(薬機法)
❌ 身体の特定部位を言うのはNG(薬機法)
❌ 病名・症状を言うのはNG(薬機法)
❌ 最大級表現はNG(適正広告基準)
❌ 「安心・安全」はNG(適正広告基準)
❌ 医療関係者の推薦はNG(適正広告基準)
❌ 他社製品の誹謗中傷、比較はNG(適正広告基準)
❌ 「〜専用」は禁止(適正広告基準)

使用前後の写真や画像については要確認

❌ 効能効果を逸脱するものはNG
❌ 発言時間、効果持続時間の保証はNG
❌ 安全性の保証はNG

健康食品の記事を書くときに最低限守ること

大前提

「誇大・誇張・不当表示・医薬品と誤解される表記をしない」

医薬品とみなされる表現をしないように

❌ 医薬品として使用される成分はNG(46通知)
❌ 医薬品と勘違いする形状のものはNG(46通知)
❌ 病気を治療、予防する(効能効果)表記はNG(46通知)
❌ 医薬品にある用法用量の指定をするのはNG(46通知)

健康状態の改善、維持の効果の表示、また暗示的、間接的に表現するのはNG

❌ 「高血圧の人に」「花粉症に効果」「インフルエンザの予防に」「便秘改善」(疾病の治療、予防が目的)
❌ 「疲労回復」「老化防止」「免疫機能の向上」「脂肪燃焼を促進」(身体の組織機能の増強、増進が目的)
❌ 「カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です」(特定の保険用途に適する表現、栄養成分の効果)
❌ 「最高級」「日本一」(最上級、最高級)
❌ 「プロポリス含有」「エネルギー0kcal」(含有する食品、成分の量や含有を示す)
❌ 「美肌、美白効果が得られます」(身体の美化等を示す)
❌ 「厚労省承認済み」「〇〇研究所推薦××食品」「WHO許可」(行政機関が認めたような表現)
❌ 「〜に効くと言われています」「××国では医薬品として販売されています」(伝聞調、起源・由来)

健康保持増進効果に関係のない特許や承認を述べない

❌ 「〇〇を食べると体質医によってはお腹がゆるくなることがあるが、これは一過性のもので心配ない」(好転反応)
❌ 「身体に溜まった脂肪を溶かしてダイエット」(体外排泄によるダイエット)
❌ 「これだけで治る」「これだけで効く」(医師や薬が不要)
❌ 「食事制限や運動をしなくても1ヶ月で10kg減」(短期間で安易に痩せられる)

美容・健康関連記事が景品表示法に違反しないために

 
大前提

根拠のない不当表示はNG(不適切なデータ、合理性に欠ける科学的根拠、許可外の内容、国の基準外の表示)

優良誤認

❌ 品質や企画などについて実際よりも「すごくいい」と思わせる表示はNG

有利誤認

❌ 価格などの取引条件について、実際よりも「お買い得」となる表示はNG

打ち消し表示を確認

❌ 「個人の感想です。効果には個人差があります」はNG
❌ 見えにくい、専門用語の使用はNG

最新の情報を必ず自分で確認することが大事

これまでに不当表示になっている事例を確認しましょう
公開されている商品情報を信用しないように!

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 ワンポイントレッスン

 

 「逆引き薬機法」について

このサイトは、ご自身で薬機法について学び、判断して違反にならないコンテンツが作れるようになるきっかけのサイトです。

薬機法等の法令や通知の中からWEBライティングに関わる部分を取り上げていますが、これが全てではありません。 また、わかりやすく簡潔に記載しているため、内容や表現が細部まで行き渡っていない部分があることをご了承ください。

表現例については、これまでの判例などから特にWEBライティングの際に使いがちなものを挙げています。 様々な資料や判例などに基づいて掲載しており、あくまでも一例です。必要に応じて必ず確認をしてください。

薬機法は法律ではありますが、都道府県や担当者によって解釈が大きく異なる場合があります。法律改正や関係省庁からの通知発令前であっても、時流に合わせて違反基準が変わることもあります。

本サイトの内容に沿ってライティング等を行ったにも関わらず違反となってしまった場合、本サイトでは一切責任を負いかねます。専門的な疑問や、最新の情報等については必ずご自身で確認していただくよう、お願いいたします。

このサイトは2019年9月現在の情報に基づいて作成しています。

※ 医薬品、医療部外品、医薬部外品、化粧品、医療機器および再生医療等製品を合わせて「医薬品等」と表記しています。また、「化粧品」を医薬部外品の薬用化粧品と区別するために「一般化粧品」と表記します。
※ 食品のうち医薬品、医薬部外品、病者用食品、保健機能食品、そして一般的は食料品以外のものを「健康食品」と表記しています。