医薬品等広告ルール 副作用＜一般化粧品＞
s_remove_illegal_contents「副作用がない」と言われると安心して使える印象がありますね。
それを一般化粧品の広告に記載してアピールして良いのでしょうか？
目次
副作用についての表現は注意が必要
一般化粧品で「副作用などがない」とする表現は、安全性について誤認させる恐れがあるため使用できません。
❌ 副作用についてのNG表現
「副作用の心配がない」
「副作用はありません」
「副作用が少ない」
「比較的安心して」
「刺激が少ない」
⭕️【注意】副作用についてOKの場合
低刺激性が立証されている場合
低刺激性が立証されいて、安全性が強調されなければ表現可能。
ただし見出し、キャッチコピーに使うのは避けましょう。
「低刺激」
「刺激が少ない」
服用によって眠くなりにくい場合
服用によって眠くなりにくいことは、科学的根拠があり安全性の保証につながらない場合に限り認められます。
ただし、「他社製品と比べて眠くなりにくい」と明示、暗示しているように捉えられて他社製品の誹謗となる場合があるので注意が必要です。
「眠くなりにくい」
医薬品等適正広告基準の解説および留意事項等について（PDF）
第4（基準）3「効能効果、性能および安全性関係」
（5）＜共通＞（8）
上記PDFファイルは厚生労働省「医薬品等の適正広告基準の改正について」（平成29年9月29日発出）に基づくもので、法令ではありませんが実務的にはこれに従う必要があります。「副作用がない」と言われると安心して使える印象がありますね。 それを一般化粧品の広告に記載してアピールして良いのでしょうか？
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※ 医薬品、医療部外品、医薬部外品、化粧品、医療機器および再生医療等製品を合わせて「医薬品等」と表記しています。また、「化粧品」を医薬部外品の薬用化粧品と区別するために「一般化粧品」と表記します。
※ 食品のうち医薬品、医薬部外品、病者用食品、保健機能食品、そして一般的は食料品以外のものを「健康食品」と表記しています。
